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ヴィジョン・セミナーⅠ-2-3

ヴィジョン・セミナーⅠの

冬期第二部の第三講

1931211日の

セミナーです。

 

橋を渡してくれるアニムスは、

とても人間的な姿で登場して

いるので、多くの人が、

無意識と意識をつなぐ機能で、

無意識側の窓口なだけである

ということに驚く人もいるが、

一つ一つの心の部分も、実は

とても人間的なのだと理解

できたらもそれほど逸脱は

していません。

 

アニムスが、無意識の窓口の位置にいる時は、

正しい場所にいますが、違うところにいると、

アニムスのマイナス面が暴走してしまうので、

気をつける必要があります。

 

間違った位置とは、意識と無意識の間じゃなくて、

自分と他人の間にいるような場合です。

対他人への窓口には、ペルソナがいなければ

ならないのに、アニマもアニムスも、

ペルソナの正反対なので、二重人格的で

悪魔的な形で出てしまうことになります。

 

また、アニムスが、深い無意識の中に

入り込んでいくことも、本来、

無意識の窓口が役割りなので、

アニムスが意識と離れ過ぎて

しまって、やはり問題になります。

 

夢やヴィジョンで、すでに充分自覚している

内容が出て来ているとしたら、その解釈は

間違っている可能性が多い様です。

意識で欠けていることを伝えようとしている

ものだからです。

 

ヴィジョンの中で、橋になって渡しては

くれましたが、アニムスが水の中に

落ちて行っています。無意識の玄関ではなく、

中に入って見えなくなると、無意識との

仲介ができなくなりますから。

 

一人で孤独になり、彼女が困ると、

動物たちが顔を舐めてきます。

 

動物と一体…無意識とも一体状態である

ことで、完全で、ものごとがあるべき状態、

タオの状態を実現しています。

 

尖った帽子は、ミトラに由来するピレウスを

示していて、神格化され高揚した彼女自身です。

 

黄金の舟も、太陽や神を現していて、

下方は動物と一体で、上方が神という

サチュロスそのものとなっています。

 

アニムスを橋として正しい位置に機能させる

ことに成功し、橋の向こう側にも渡り、

無意識との繋がりもつけています。

 

ただ、目標を達成した瞬間にアニムスは

落ちていって…意識から遠くなったので、

2000年近く前の動物のレベルになっているが、

現実の彼女は現代に生きていて、そこのバランスを

とるために、どう戻ってくるが問題になります。

 

彼女は、キリストを充分知っていますが、

そういう知識ではなく、生きた体験として

新しい形で再構築していかねばなりません。

 

このヴィジョンのシリーズは、ここまで

で終わっていて、ここからは新しいヴィジョン

が始まっていきます。

 

新しいヴィジョン

「私は、石の祭壇の上に犠牲として

捧げられた子羊を見た」

 

ミトラの牡牛は、動物レベルだけを示しますが、

キリストの子羊は、動物と人間の両方を示して

います。

 

神と一体化した高揚を体験すると、

その代償としてバラバラに

引き裂かれる体験が待っています。

 

オリシス-イシス神話は、

神と人間の仲介者を描き、

神学者からもキリストの先取りと言われ、

また、ディオニュソスも、バラバラに

された後に、妻セメレがその心臓を

呑み込み、再びディオニュソスを生む、

復活をも、先取りしています。

また、犠牲として十字架で罰せられる

神を祈るのに、罪に満ちた自身を

受け入れねばなりませんでした。

 

三講はここで終わっています。

 

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